初めまして、ジャンプです。
日常というものを考えた際、誰もが否が応でもカメラマンにならなければいけません。
それだけならいいのですが、大抵の人は監督や脚本家でもあるので、捉えた全ての事実を平等に扱うわけではありません。単なる事実を自分の人生と捉えるための処理過程は人によって異なり、共有しても共感を得られるとは限りません。
しかし、時に他者と関わる時には、相手の人生における最終目標だけでも理解できると、会話が可能になったりします。 それでも、個々人の思考回路をトレースするのは難しいので、共通項から人間をいくつかのタイプにわけてみる、というのが理想的だと思います。
エニアグラム
そこでエニアグラムを使います。
画像は エニアグラム研究所[日本] 様から引用させて頂いております。
エニアグラムでは、人間の性格を9つに分類しています。
各性格の詳細は下記URLの通りです。
「エニアグラム 診断」などのワードで検索すると診断サイトが引っかかります。
ただ、100問ほどある場合が多いので、片手間では難しいかもしれません。
なぜエニアグラムか
誕生日で性格診断するものなどは信頼性の面から除外したとして、
なぜエニアグラムなのか?です。
9つのタイプで重複している特徴が少ない
性格診断の代表として他に挙げられそうな、MBTIの話をします。
人間の性格を4つの指標にわけ(E 外向・I 内向, T 思考・F 感情...)
これらのアルファベットを組み合わせ16通りで診断するものです。
これはこれで自己診断の時には便利なのですが、他者の把握を想定した時、 細分化された部分の情報は不要(INTJかINTPか)になることも多いため、 いい意味で大まかなエニアグラムを使うのが良いと感じています。
日本語の資料が多い
アニメキャラとかで例えてくれる所も多いです。MBTIは英語の資料が多い。
ウィングという概念
先程細分化されるのも困ると言いましたが、逆のことをここで述べます。
ウィングという概念があり、円形にした時自分の数字と隣り合うものどちらか(1 => 2 or 9) の特徴を帯びている、というものです。
この概念を取り入れることで、例外的なケースにも説明力を持つことが出来ます。
このある程度の柔軟性が(対他者には)優れた特徴であると思います。
(僕が感じた)メリット
人間の多様性というものは、多くの場合、本音のところでは許容されてはいません。 ですが、理論的裏付けを(絶対的真実でないにせよ)加えることで、頭で理解し、許容することができます。 また、自身の短所の把握も可能になります。
(僕が感じた)デメリット
特に自己診断などに用いた場合ですが、ある性格分類に自身が当てはまるとなった時、 枠組みの解釈を変えるのではなく、自身をその枠組みに当てはまるものに変えようとします。 この場合、自己を歪めることで自己を確立することになります。