個人的にコンペ形式のハッカソンに参加する機会があったので雑感。 業務とはあんまり関係ない話ですが。
賞がもらえたので嬉しかった
僕が参加したのは、コンペ形式のハッカソンで、優勝者には賞金が出るというものでした。
僕らのチームがもらったのは、賞金のつかない、いわば努力賞みたいなものだったし、また、参加チームの半分は何かしらの形で賞をもらえてたので、大喜びするほどのことはないのかもしれないですが、「プログラミングできます!!!」といって参加してきてる大学生(高校生もいた)の中で、平均よりはデキるやつだ、という評価をいただいたということで、それなりに喜んでいます。
すごい高校生すごい
すごい高校生はすごかったです。そもそも大学生限定と銘打っているハッカソンなのに参加してきてる時点ですごいという気がしますが、出来上がったものもすごかったです。ReactとかNodeとか使って、イマドキのWeb開発って感じのことをやってて、デザインもカッコよくて、今すぐ使えそうなぐらい完成度も高くて、「高校生が作った」ということを抜きにして、純粋にすごいなー使ってみたいなー、と思いました。 そう思ったのは、審査員の人も同じだったみたいで、2チーム出ていた高校生チームのうち、片方は優勝し、もう片方も努力賞(?)をもらっていました。
その高校生の中には、「フリーランスでお仕事してます」とか言ってる人もいて、世の中は広いと思いました。
時間が短すぎると思った
始まりから終わりまでの時間が短すぎると思いました。 そのことの弊害は二つぐらいあると思って、一つは単純に徹夜が必須なので肉体的にきついということで、もう一つは、技術的な学びを得る余裕がないということです。
特に後者に関して、非常に限られた時間の中でプロダクトを完成まで持っていくためには、自分が普段から使い込んでいるサービスなりフレームワークなり言語なりを使わざるを得ないわけで、「興味はあるが使ったことがない技術」に手を出したいと思っても、(コンペ形式の)ハッカソン中にはほぼ不可能です。そういった意味で、ハッカソンから技術的な学びを得ることは難しいと思いました。逆にいうと、ハッカソンは、「普段からどれだけ技術に触れているか」を確かめる競技である、ということなのだと思います。そこはちょっと勘違いしていました。
まとめ
思ったよりキラキラした感じで、技術者というよりは起業家とかを目指す人が来てんのかなって感じで、思ってたのとちょっと違ってました。 もう少し年齢層が高いハッカソンとか、コンペ形式でないハッカソンとかだと、もっと技術よりな活動が楽しめるのかもしれないですね。
そこそこ楽しかったので、同じようなイベントにまた出てみてもいいかなと思ったけど、やっぱり徹夜がきついので足踏みしている今日この頃です。