スプーキーズの中の人。

スプーキーズの中の人が徒然なるままに、垂れ流します。

ドロッセルマイヤーズ・ワークショップ

どうも、最近ゲーム脳の西塚です。

先日4月21日に、ドロッセルマイヤーズのワークショップに参加してきました。 あるお題(歯磨き)を元に、多人数で1つのゲームを短時間(4時間)で作ってみようという企画でした。 詳しくは、コチラ

結論を先に。 面白いかはともかく、ゲームは完成しました。 その名も「ズキズキ!口内戦争!」

司会進行がドロッセルマイヤーズの店長渡辺さんだったのですが、進行がうまく、子ネタの豊情報を散りばめつつ、ゲームバランス調整までうまく導かれて作らせてもらった感じでした。

尚、渡辺さん(元スクエニプロデューサー)は、ゲームは合議ではなく、一人の人がコダワリを持って完成させた方が良いと思うと言われていました。(どっかで聞いたことあるな。得てして面白いもの作りはそんなものかもしれない。)

ざっと進行の流れ。 ルール1:ゲームを完成させる(名前を決定した時点で、ゲーム完成) ルール2:設定がある お題「歯磨き」 ルール3:挙手制 ルール4:多数決 ルール5:司会進行に従う ルール6:著作権フリー

■シーン1.アイディア出し お題から連想されるものをピックアップ ・ケーキ(甘いもの・食べ物・食生活) ・ばい菌(退治) ・人間だけじゃない(ライオンの歯を磨く) ・時間制限(腐る)

■シーン2.ゲームシステム ・人間 vs ばい菌 の対戦ゲーム ・死角がある(情報が全公開ではない。推理ゲーム) ・操作テクニック ・虫歯を増やす側、消す側の対戦 ・昼・夜ターンで行動が変わる(人狼:オープン・クローズ) ・C1−C6など虫歯に進行度がある ・目標数を達成する

■シーン3.更にゲーム要素 ・ブラフ ・戦力分配 ← ex) フットステップ ・情報の非対称性 ・ex) バトルライン ← 戦力差でポーカーを作るゲーム? ・虫歯になったとこの周りも影響を受けて悪くなる ・連戦の履歴が判断材料(差を少しずつつける)

■シーン4.要素を最小化して、テストゲーム ・人間 vs 虫歯の2人対戦ゲーム ・左・前・右の3つのフィールド(歯)に、持ち点を配分する ・1フィールド毎で、大きい点を配分した方がそのフィールドで勝利 ・最初の持ち点は、人間10、虫歯8とする ・一度虫歯になった歯の横は、虫歯側の配分点が+1となる ・配分点が同一の場合は、人間側の勝利 ・3ターン行う ・歯にはライフがあり、虫歯側がその歯で2回勝利すると虫歯側の勝利 ・3ターン人間が虫歯の進行を守りきったら、人間側の勝利

→ 各チーム違う結果(人間勝利2、虫歯勝利1)が出る おもしろかったか? → 配分の仕方に情報がなく、戦略がない運ゲー

■シーン5. 配分点を判断する材料を考察 ・一番痛い歯を宣言する(虫歯側は、一番多く点数を配分した歯を申告する) ・配分点を10ー7、10ー9と変更 ・人間側が、どっちが痛い(配分数が大きい)かを確認できる ・人間側が、ダイレクトに1つの歯を選択して、その配分数をしることができる

■シーン6.結論がどこで収束したか、忘れました! が、上記のような感じでゲームは作成されました。

途中から、合議とは関係なく、トランプで実現できないかな!? とか、自分のアイディアを織り交ぜて考えてましたが、とても良い勉強になりました。

そして、何より多くのゲーム関係者が参加されていて、そのご縁を頂けたことは今後に活かせるのではないかと思います。

頑張って、面白いゲームを作ります!

まとまってないですが、おわり