秋ですね。
こんにちは、すっかり涼しくなってきましたね。
社内では、既にダウンとセーターを着込むものも現れ始めています。
室温27℃の世界にようこそ。
快適極まりないんですけどね。寒がりも大変です。
冷暖房の温度調節戦争は今日も穏やかに続きます。
さて、
秋の訪れを感じる今日このごろですが、紅葉の時期にはまだ少し早いですよね。
とはいえ、いち早く紅葉を楽しみたい!というせっかちな想いを抑えきれず、行ってきました秋の北アルプス。
長野と富山にまたがる後立山連峰・白馬岳、2,932mの登山行です。
ハイキング感覚で変わりゆく山道とダイナミックな景色を楽しむことができるその魅力を、写真をメインに紹介しておきます!
少しでも興味を持ってもらえれば幸いです。
(青空の下、白馬岳を目指す)
白馬岳
白馬岳?北アルプス??後立山連峰???
こちら↓です。
今回の登山、そもそもは誘われたのがきっかけですが、体力ある人ない人、経験ある人ない人、いろいろな5人パーティーで行ける山で、なおかつ紅葉の楽しめそうな場所ということでチョイスしました。
加えて、山小屋が整っているということと、タイムスケジュール的にも余裕があったということで、ゆったりめの登山ができそうでした。
ルート
できることなら、猿倉から白馬大雪渓を通ってぐるっと廻って来たかったのですが、今年は残雪が少ないため無念の通行止め!
http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/hakubadaisekkei.htmlwww.pref.nagano.lg.jp
栂池山荘〜白馬岳のピストンになりました。
ルートコースとルートタイム
こんな感じ。
(「山と高原地図」より)
事前のタイムスケジュール
こんな感じ。
1日目
- 06:55 のぞみ206号京都発
- 08:00 しなの3号名古屋発
- 10:27 あずさ3号松本発
- 11:28 白馬着
- 11:35 アルピコ白馬発
- 12:03 栂池高原着
- 13:00 ゴンドラ乗車
- 13:30 栂池山荘到着⇛栂池自然園散策へ
2日目
- 07:00 行動開始(ゆったりめ)
- 10:30 白馬大池プチ散策小休止
- 11:00 行動再開
- 13:15 小蓮華山登頂
- 15:00 白馬山荘到着
3日目
- 06:00 行動開始
- 09:00 白馬大池
- 11:30 栂池平
- 12:00 ゴンドラ乗車
- 12:30 栂の湯にて入浴・散策
- 14:15 アクセス信州特急
- 15:55 長野駅着・食事
- 17:00 しなの22号長野駅発
- 20:19 ひかり527名古屋発
ダイジェスト
栂池山荘
(その日の夕食。)
初日はここで! 普通の山小屋と思っていたら、
- お風呂あり!(シャワー&シャンプー&湯船あり)
- 館内きれい!
- 食事美味しい!
普段の山小屋と違いすぎて、普通に旅行に来てる感覚になります。
ここで泊まって、自然園の散策と少し登山道登ってみるという方も多そうでした。
普通に小さなホテルやペンションのようですね。
(栂池山荘HP。詳しくはこちら。)
とはいえ、標高1,860m。まだまだこれからです。
紅葉
実は、見頃のピークは過ぎてしまっていました。(悲)
9月下旬から10月上旬にかけてが見頃のようですが、1週間過ぎるともう秋の終わりを感じさせますね。
とはいえ、秋の澄んだ空気と黄色の風景は好きです。
(栂池高原〜栂池自然園のロープウェイ途中より)
(黄色の色づきが見られるものの、落葉も目立ちます)
(天狗原にて)
http://www.vill.hakuba.nagano.jp/privilege/sandankouyou/index.html
(リンク先、白馬村HP。「白馬の三段紅葉」見てみたいですねー。)
そして、秋の山の見どころは、紅葉だけではありません。
雲海
見渡す限りの海!!!(雲!!!!)
秋は雲海を見るのに一番適した時期というのはよく聞かれる話です。
最近だと、竹田城の雲海も有名ですね。
しかししかし、それ以上のスケール感をもってお届けする雲の海が、白馬岳にはあります!
白馬岳に限らず、3000m峰の山々ではとてもきれいな雲海が見られます。
朝焼けや夕焼けとセットで見ると、ヤミツキになること間違い無しです。
是非連休はアルプスへお出かけ下さい。
ちなみに、本当に日本海も見えました。
白馬大池
道中には、標高2,379mの地点ながら、雪解け水を蓄える巨大な池が。 冬って、凍るんですかね!? 澄んでいて、空の青さが映ってきれいでした。
(白馬大池と右手に望む白馬岳)
(隣に構える白馬大池山荘。奥では、キャンパーたちがテントで野営していて楽しそうでした!)
白馬岳
さーて、14時半過ぎに登頂です!2,932m!
3,000mまでもうちょい!
ちなみに、上の写真は1回目の登頂。
1回目・・・?
そのあと、15時には白馬山荘に身を移し、冷えた身体を暖めました。
(ストーブ最高。寒くてダウン着っぱなしです。)
そして、
美味しくボリューミーで品数豊富なビュッフェ形式(!)の夕食をいただく、
その前に!
日の入りを拝むために、再登頂!(2回目)
世界が昼から夜に変わりゆくこの瞬間!相変わらず良いですね!
そしてそして、
美味しくボリューミーで品数豊富なビュッフェ形式(!)の朝食をいただく、
その前に!
日の出を拝むために、再登頂!(3回目)
世界が夜から朝に変わりゆくこのsy
ピストンルートなので、帰り際にも登頂しましたとさ。(4回目)
振り返って
山ってピークに登って終わりじゃないんですよね。
山脈であれば、どこまでも連なっていくつものピークを迎えることができます。
それと同時に、様々な景色が出迎えてくれて飽きさせてくれません。
今回は、秋の白馬岳でしたが、また春や夏、冬でも違った姿を楽しむことができます。
それが、一緒にいくメンバーや天気、体調、そのときの気分によっても感じ方が違うということで、一度たりとも同じ登山はないなとは思っています。
別にアルピニストみたいなストイックさや技術はないですが、山の魅力を説明してくれって言われることも多いですが、
まあ、とりあえず今度一緒に行こうよ、ということでどうぞよろしく。
来年は、鹿島槍から白馬の縦走になりそう!?
(辿り着かない道はない。遠いようで歩いていけばいずれ着くと信じて。)
余談
9/9,10の閉山前に富士山にも登ったのですが、一緒に行った「いまもん」から帰還報告がありません。
いつになったら帰ってくるのでしょうか。
富士山は、自身2回目の登頂でしたが、天候に恵まれ星空と日の出を存分に楽しめました。
その様子はきっと彼が。(チラッ)