スプーキーズの中の人。

スプーキーズの中の人が徒然なるままに、垂れ流します。

ゲームマーケットに行こう!

自己紹介

初めまして。10月からアルバイトとして入社しましたArthurです。 昔はバンドやったり演劇やったりしてましたが、今はボードゲームに熱中しています。

ゲームマーケットってなに?

突然ですが、ゲームマーケットという催しはご存知でしょうか? ざっくり言ってしまうと、コミックマーケットのボードゲーム版です。

コミケでは同人誌が頒布されるのと同様に、 ゲムマでは同人ゲームが頒布されます。

そもそもボードゲームってなに?

ここで言う「ボードゲーム」とは、ドイツゲームのことを指します。

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会社で社外勉強会をしました!@TOKYO

こんにちは、入って半年、徐々に慣れてきた広報Iです。

普段は社外から見るとボードゲームやなにやらITベンチャー企業のお仕事をしていると見えにくい

弊社なのですが、この度東京オフィスで勉強会を行いました。

本社のある京都オフィスは隔月で行っており、常駐社員の方も多く、勉強会を行いやすい環境なのですが

東京オフィスではまだきちんと行ったことがなく今回開催となりました!

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今回は発表者全員弊社スタッフとなりましたが、 次回以降ぜひ外部発表者も募り双方向での情報のやり取りができればな、などと考えています!

ではまず資料をぺたり。

spookies.connpass.com

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僕の学生生活はハッカソンに始まり、ハッカソンで終わる。

ハッカソンに始まり、ハッカソンで終わる

アルバイトの本田です。

最近の京都はすっかり寒くなり、平成最後の夏も遠い昔のことのようです…

ところで、ぼくは今、院生の2年で来年から就職です👨‍🎓

つまり。。。

18年におよぶ学生生活がついに終わりを迎えるのです…㊗️

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卒業を前にして思い出すのは、

初めて参加したハッカソン。

Android studio? JSON?? Git???

な状況で、先輩に誘われ参加したハッカソン。

迷っている暇もないくらい短い期間での開発

大変でしたが、とてもおもしろかったのを覚えています!

そんな僕が学生生活最期の思い出作りとして選んだ場所は… 『ハッカソン

本日のブログは先週末に参加してきたハッカソンについてお届けします!💻

ハッカソンってこうやって進んでいくんだというのを感じていただければ幸いです!

ハッカソン?

知らない方もいると思うので、まず 「ハッカソンとは?」

ハッカソンは、

ハック(hack)マラソン(marathon)

を組み合わせてできた造語です。

簡単にいうと、テーマにあったプロダクトを 短い期間 で作り上げるイベントです!

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がりがり開発イベント

いろいろなハッカソンに参加してきましたが、 だいたいのハッカソンは、土日の2日間で作り上げるものが多いと思います。

↓こんなスケジュールが多かった

土曜日:アイデア出し + 開発

日曜日:開発したプロダクトの発表会

一週間くらいかけて作り込むハッカソンなどもあるので、期間はいろいろです!

本日のハック

僕が学生最期の地として選んだのは

学生限定のハッカソンである「JPHACKS」です!

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学生を対象にしたハッカソンでは、日本最大のイベントとなります。

日本最大な上に今年は特に関西がすごかった!

JPHACKSは東京や神戸、北海道など、さまざまな地域で予選が行われるのですが、

僕が参加した神戸会場には20チームが参加。

だいたい平均すると4,5人チームくらいが多かったので

恐らく100人近い人がいたと思われます!

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ディスプレイ持参でやる気150%!

いざ、ハック

1. アイデアソン

まずは、アイデアソン(アイデア出し)です。

今年の開発テーマは「X-tech(クロステック)」

テクノロジーを駆使してあらゆる業界にイノベーションを起こそうというものです!

どの業界にイノベーションを起こすか!? 話し合いました。

僕の勝手なイメージでは、ハッカソンはどれだけすごい技術を使ったかというよりかは、

そのプロダクトがどれだけおもしろいかを見られることの方が多い気がしています。

(注意:短い期間でおもしろいテーマをプロダクトとして作り上げるには高度な技術力がないと実現できません。)

なので、僕がハッカソンのアイデア出しで気をつけていることは

「反射神経でアイデアを出す」ことです。(あ、偉そうにゆってますが、僕5回ハッカソンに出て、1回しか優勝したことないです!)

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初ハッカソン時のアイデア出し

2. 開発!…の前に

テーマも決まったし開発!

と行きたいところですが、

「動きませんでした。」ではなにも発表できないので、

優先的に開発する機能は前もって決めておく必要があります!(ここがめちゃくちゃ重要です)

開発するプロダクトを象徴する、他にはない機能を優先的に開発します。

3. 開発!

さぁ、開発です。

もうただひたすらに作るだけです!

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みんなでがりがり開発中

4. 発表準備

発表の準備は開発より大事です。

どれだけ良いプロダクトを作っても、ちゃんと相手に伝わらないと全く意味ないですからね…!

JPHACKSでは毎年、90秒という短い時間で発表します。

この短い中で開発プロダクトの良さをすべて伝えきります!

動画があるとオーディエンスにも理解してもらいやすいですね。

ということで、スライド作ったり、動画作ったり、たとえ90秒の発表でも、準備にはかなりの時間がかかります。

理想としては、最期の1日は開発ではなく、発表準備にすべての時間を使うことだと思っています。(何度も言いますが、僕は1回しか…)

5. 発表

練習してきた通りに発表するだけ。

オーディエンスの目を見て、作ってきたものを自身満々に訴えかけます。

くえすとりっぷ-questrip- - YouTube

↑初ハッカソンで作った動画。この動画撮影している時間も楽しかった〜(早朝5時)

結果発表!

最期に結果発表ですね!

ドキドキしながら聞いておきましょう。

↑こんな感じ↑

このようにしてハッカソンは進んでいきます!

もちろん寝る時間なんてありません。

(すーぱーはかー なら寝れるのかな)

でも、みんなでひとつのプロダクトを作っていく中におもしろさがあります。

もちろん、ハッカソン中には技術的に多くの壁にぶつかるでしょう。

しかし、ハッカソンが終わった後には、かなりの充実感とエンジニアとしての成長を実感できること間違いなしです!

(副賞もいっぱいもらえますしね!)

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Slack Tシャツいただきました! 日本人学生初らしい…!

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かわいいSlack靴下やステッカーもたくさんもらえました…!!

さいごに

もしハッカソンって敷居が高いと感じている方がいれば、

ぜひ!一度飛び込んでみてください!

兎にも角にも、飛び込んでみてください!

(僕は JSONもGitも知らない状況で飛び込みました!)

きっと楽しいはずですよ!



それでは、

この記事を見た方とハッカソンで会えることを楽しみにしています!

中国の人気youtuber的な人に偶然出会った話

初めまして。iMamです。 4月からアルバイトとして働いています。よろしくお願いします!

背景

僕は中国語が好きで、勉強も兼ねて中国語のドラマ・映画やネット動画をよく見ています。

(旅行にもよく行きます。↓は蘇州に行った時のものです。また旅行の記事も書きます) f:id:spookies_imamura:20180924224729j:plain

ネット動画はドラマや映画に比べればほとんど見ない部類に入りますが、好きなチャンネルが一つあります。

それが、「kei和marin」(keiとmarin)というチャンネルです。

space.bilibili.com

日本語が超うまい上海出身の中国人(kei)が大阪人の彼女(marin)と一緒に、日本(特に京都が中心)のあれこれを紹介している動画です。

   日本語と中国語の割合が半々ぐらいなので中国語の勉強にあまりなっていない説も濃厚ですが、二人のキャラが面白くついつい見てしまいます。

日本語で会話する部分も多いので日本人でもある程度理解できると思います。

本題

そして本題は、今日偶然にもこの二人と出くわしたという話です。

今日僕は大学に出向いて友人とご飯を食べ、図書館で本を借りた後、帰宅すべく駅に向かって歩いていました。

自転車屋の前を通りかかったときに、何やら話している二人があまりにもどこかで見たような気がして、ついまじまじと見てしまいました。

なんと僕の好きなチャンネルの運営者でした!

この機会を逃したら後悔すると思い声をかけたところ、大学の学食に行くつもりだというので案内してきました。

芸能人など有名人にあったことのある方は分かると思いますが、いつも画面越しに見ている人がリアルに出てくると非常に不思議な感じがします。

彼女のほうは中国語がほとんどできないのですが、彼氏に教え込まれた中国語をたどたどしく使って彼氏が笑うという動画でのお決まりのくだりが目の前で再現されているのが面白くもあり、不思議な感じでした。

そして最後にはミーハー的に記念撮影をしてもらって家路につきましたとさ。

そして

僕は最近こういうめでたい(?)ことが多いです。懸賞に連続して当たったり。宝くじを買うべきでしょうか(←三大文系的思考の一つ 笑)

(もうそろそろ二人が僕の大学の食堂に来てみたら営業時間外で、代わりにカフェ的なところでカレーを食べた話が載ります。絶対見ます)

ps. この時撮影した分の動画でちょっとだけ触れられていました! 無性に嬉しかったです

(中国・福建の世界遺産:客家の土楼) f:id:spookies_imamura:20180924224222j:plain

民俗学入門

ロック です。

民俗学が最近のマイブームです。 今回はそんな民俗学をご紹介できればと思います。

※筆者は専門家でも熱烈な愛好家でもなく、ただの一般素人市民です。

民俗学とは



まずは、wikiさんに聞いてみましょう。

民俗学(みんぞくがく、英語: folklore studies または folkloristics)は、学問領域のひとつ。高度な文明を有する諸国家において、自国民の日常生活文化の歴史を、民間伝承をおもな資料として再構成しようとする学問で、民族学や文化人類学の近接領域である。

引用: 民俗学 - Wikipedia

もっと噛み砕きますと、「昔のよくわからないことを資料から類推しよう」というのが民俗学です。

通り魔


例えばですが、通り魔って言葉を皆さんも聞いたことがあるかと思います。 では、この言葉の由来をご存じでしょうか。

由来なんて言ってもそんな昔からあるし、何より言葉だからそんなことわからないよって思うでしょうか。

そう、確かなことなんてわからないのです。 でも、もしかして関係してるんじゃないか? そういう言葉が日本には存在します。

「通り悪魔」

これは日本の妖怪の名前です。 ちなみに、『世事百段』『古今雑談思出草紙』に登場するようです。

この妖怪は、気持ちがぼんやりとしている人間に憑依してその人の心を乱す妖怪だと言われています。 つまり、現代で言う「通り魔」的な犯罪を昔の人は「通り悪魔がその人に憑依したから犯罪を犯したのだ」という言うに解釈していたことが分かります。

従って、「通り魔」の由来はと聞かれたら、それは「通り悪魔」という妖怪だ、という風に答えて良さそうだということになります。

これが民俗学的に「通り魔」を解釈するということです。

桃太郎はなぜ桃?


例えばですが、桃太郎という童話を皆さんはご存知かと思います。 では、なぜ桃なのでしょうか。

これも民俗学的に、つまり現存する資料から類推すると、以下のような話を持つ一冊の本に辿り着きます。

「鬼に追いかけられる物語の主人公は、桃の木の実を投げて追手を退けた」

これは『古事記「黄泉比良坂」』のお話になります。 ちなみに物語の主人公はイザナミです。

つまり、鬼は退治するのは「桃」だったわけです。 ちなみになぜ桃だったのかを深追いすると、桃が中国では不老長寿の果物であることが考えられそうです。

桃太郎はリンゴやみかんでは絶対にだめで、桃でなければならなかったのです。

民俗学入門



「通り魔」や「桃太郎」、これらを見て民俗学という学問に興味を持たれたのではないでしょうか。

そんな方に私からささやかな情報を提供したいと思います。

民俗学の登場人物


民俗学について調べると、必ず遭遇する2人の人物が存在します。

  • 柳田國男
  • 折口信夫

民俗学の発展に2人は欠かせない存在だったと言えるでしょう。

柳田國男

『遠野物語』で有名な日本民俗学の開拓者です。

大体この人が調べてます。 桃太郎についてもこの人は調べてます。

1875年 ~ 1962年の方で、森鷗外さんとも交流があったようです。

この人は最強です。

折口信夫

柳田國男さんの弟子で、「折口学」と呼ばれる研究で、民俗学の基礎を築いたとされています。

私自身それほど詳しくありませんが、折口さんの思想の1つに「まれびと」というのが存在します。 これは「外部からの来訪者」を意味します。

村に住む人々は外部から来た「まれびと」を神と崇め、祭りを行うことで人々を祝福してくれるのだ、そう考えたのだと折口さんは言っています。 こうした異界(外部)から来た神として崇める信仰を「まれびと信仰」と呼びます。

この「まれびと」を定義することで、集落の小さな祭りや風習を読み解こうとしたのです。

日本と中国と仏教


基本的には日本について調べることを想定しますが、この時に日本だけでは解決が難しい場合があります。 例として挙げましたが、桃太郎の桃も中国まで遡らないと判然としませんでしたね。

日本についてわかるのは『古事記』が最も昔です。 古事記は712年に編纂された日本最古の書物として有名ですね。

この古事記の中を読み解くと500年前後の話や日本神話の話なんかが乗っていて、民俗学には欠かせないものとなります。 しかし、この古事記に影響を与えたのは紛れもなく「中国」や「仏教」ということが次第に分かっていきます。

もしも、日本について調べるならば、日本だけでは足りないでしょう。

終わりに。



こうした民俗学は歴史を紐解くような楽しさがあると思います。 また、身近な事柄の知らなかったことも民俗学的に明らかにすることが出来るのだと物語っています。

皆さんも民俗学の扉を、トントン、と叩いてみてはいかがでしょうか。 きっと驚きと不思議が皆さんを歓迎してくれることでしょう。

f:id:ishiyamacocoa:20180821212544j:plain ↑これは伏見稲荷神社